さっぽろ雪まつり 2024 J:COM ひろば

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さっぽろ雪まつり:3つの会場と楽しみ方

さっぽろ雪まつり:3つの会場と楽しみ方

さっぽろ雪まつりは札幌市街中心部の広いエリアにまたがって行われますが、2024年度の会場は全部で3カ所。今回は大雪像が鑑賞できる「大通会場」、氷の彫刻とライトアップが人気の「すすきの会場」、大人も子供も楽しめる雪のアトラクション「つどーむ会場」です。それでは、みどころと楽しみ方のポイントを解説します。

①大通会場

住所|札幌市中央区大通西
アクセス|JR札幌駅から徒歩約15分。最寄り駅は札幌市営地下鉄「大通駅」、「東西線西11丁目駅」

3つのなかでメイン会場となるのが東西にのびる「大通会場」です。距離にして約1.5キロメートルと広大で、札幌市中心部にある大通公園すべてが会場として使われます。大通会場のなかも12のエリア(大通1丁目〜12丁目会場)に分かれ、作品の特徴もそれぞれ異なります。

大雪像エリア

やはり圧巻なのはビル4〜5階ほどの高さがある、迫力ある大雪像でしょう。過去には高さ17メートルの「ヘルシンキ大聖堂」(大通7丁目会場)、「スター・ウォーズ」(大通10丁目会場)、「初音ミク&戸山香澄」(大通4丁目会場)など、計5基の大雪像がお披露目されました。近年は、大雪像をバックに行われるプロジェクションマッピングも人気で、ショー目当てに来場する観光客も増えています。

アクティビティエリア

アクティビティの高いイベントと言えば、2019年は大通3丁目会場に巨大なジャンプ台「白い恋人PARK AIR」が設置され、全長65メートル、高さ24メートルの大ジャンプ台でプロライダーやスキーヤーが大迫力のテクニックが披露されました。大通1丁目会場にある「J:COMひろば」にスケートリンクが登場したことも。

今回の「J:COMひろば」では、一般社団法人札幌カーリング協会のご協力のもと、「カーリングフェスティバルin さっぽろ雪まつり」を開設します。公式戦で使用するカーリング・ストーン(石)を氷上で投げる体験の機会を提供します。

アクティビティエリア

屋台村

さっぽろ雪まつりはグルメも充実しています。お腹が空いてきたら、大通6丁目会場がおすすめです。
毎年グルメブースがずらりと並び、ラーメンやジンギスカンにスープカレー、カニやホタテなどの北海道グルメを存分に味わってはいかがでしょうか。

ファミリーエリア

家族連れには大通9丁目~11丁目会場がおすすめです。
ここでは、キャラクターの雪像が展示される「UHBファミリーランド」が大人気。過去にはドラゴンボールやちびまる子ちゃん、鉄腕アトム、サザエさんなどが大きな雪像となって登場しました。
ほかにも、市民が手作りした雪像が並ぶエリアや、世界各国の国や地域が雪像のクオリティを競うエリアなど、各地で個性的な雪像や氷像が並びます。

所要時間やおすすめポイントは?

ほかにも大通会場には例年、大小合わせて100基ほどの雪像が設置されます。
写真を撮りながらじっくり見て回る場合、所要時間はおよそ2時間半〜3時間程度。
また、夜には各エリアの雪像がライトアップされ、日中とは違った幻想的な世界を楽しむことができます。
特にさっぽろテレビ塔の展望台から見下ろす大通会場は絶景で、SNS映えする写真スポットとしてもおすすめです。

②すすきの会場

住所|札幌市南4条通から南7条通までの西4丁目線(駅前通)市道
アクセス|札幌市営地下鉄南北線「すすきの駅」よりすぐ

北海道最大の歓楽街・すすきのに出現する「すすきの会場」です。
「すすきのアイスワールド」という正式名称の通り、テーマは「氷」。
ブロックAからブロックFまで例年60基ほどの氷の彫刻像が札幌駅前通りをいろどります。

氷の彫刻像

すすきの会場の氷像はどれもアート性が高く、オリジナリティにあふれています。龍や鯉、白鳥といった動物系の氷像から、大きなサッポロビールのジョッキやラーメンまで、実に表情が豊か。
中でも本物のサケや毛ガニなど、北海道名産の魚介を丸ごと氷漬けにした「氷の水族館」は、すすきの会場の名物として毎年多くの見物客の注目を集めています。

ふれあい広場

Fブロックに設置される「ふれあい広場」には、子どもも大人も楽しめる、大きなすべり台の氷像や、触ったり乗ったりして一緒に写真も撮れる動物の氷像やTV局のキャラクター氷像が並びます。

氷彫刻のデモンストレーション

ふれあい広場

夕方になるとCブロックでは、アーティストによる氷彫刻の実演が行われるので、実際にどうやって氷の彫刻ができあがるのか、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。

屋台村

もちろん、すすきの会場にも北海道グルメを楽しめるフードコーナーが登場します。
また会場周辺の飲食は雪まつり公認アプリでお得に楽しんではいかがでしょうか「さっぽろグルメクーポン」検索しよう!

氷像のライトアップ

すすきの会場は昼と夜でその表情がガラリと変わるのも見どころです。明るいうちに氷像の精巧さや繊細さを楽しんだ後は、暗闇のなかでライトアップされる氷像や、繁華街のネオンに照らされた幻想的な表情もぜひお楽しみください。
Eブロックには撮影スポットとして人気の高い、イルミネーションロードが設置されます。

ルートやおすすめポイント

すすきの会場のAブロックは地下鉄南北線「すすきの駅」3番出口、または5番出口を出てすぐです。
そのまま南進してFブロックまで回るのがおすすめですが、イベント期間中、歩行者天国になる時間帯も。
2020年は平日15時から23時まで、土・日、祝日は10時から23時までが歩行者天国になっていたようなので、氷像の精巧さなどをじっくり見て楽しみたい方は、事前にスケジュールをチェックしてからお出かけください。

すすきの会場を回るのにかかる所要時間は、氷像を見て楽しむだけなら1時間弱。飲食や、子どもたちが喜ぶすべり台などのアクティビティも楽しむ場合は、半日〜1日のんびりと過ごすのもおすすめです。

③つどーむ会場

住所|北海道札幌市東区栄町885-1
アクセス|地下鉄東豊線「栄町駅」から約800メートル

最後に紹介する会場は“つどーむ”の愛称で知られる「つどーむ会場」。地下鉄東豊線「栄町駅」が最寄り。駅から会場まで、5〜15分間隔でシャトルバスが運行しています。また、大通会場から直通のシャトルバスも出ているので、2つの会場をはしごする場合はこちらを利用すると便利でしょう。会場には一般駐車場がない点にも注意が必要です。

雪のアトラクション

雪のアトラクション

つどーむ会場にも雪像はありますが、その数は20基程度と3会場のなかでは最少。そんなつどーむ会場の最大の魅力は、なんと言っても子どもたちが大喜びする豊富な“雪のアトラクション”です。

チューブスライダー

代表的なのが雪で作られた大型スライダー。なかでも「チューブスライダー」は毎年大行列ができるほどの人気で、高さ約10 メートル、長さは約100メートルの斜面を、チューブのソリで一気に滑り降りる疾走感はほかでは味わえません。

あまりの人気で土・日などは2時間待ちも当たり前。午後の早い段階で整理券が尽きた年もありました。ここ数年は午前〜午後で3回に分けて整理券の配布を行っているようです。(過去には9時、11時、13時で配布)。対象年齢は4歳からです。

ファミリーチューブスライダー、氷のすべり台

「ファミリーチューブスライダー」は、親子でも楽しめるようレーンの斜度やコースの長短が選べるようになっているほか、氷で作られた「氷のすべり台」は 4歳以下の子どもでも遊べるなど、スライダーの種類はさまざま。自分たちに合ったスライダーを満喫しましょう。

スノーラフト

もっともアクティビティが高くスリル満点なのは、雪上でスノーモービルがラフティングボートを引っ張って走る「スノーラフト」。複数人で乗ることもできるので、大人も子どもも一緒になって楽しめます。

スノーボールチャレンジャー、イントゥ・ザ・スノー

つどーむ会場ではそのほかにも、敵に雪玉を当てる「スノーボールチャレンジャー」や雪に埋まる体験ができる「イントゥ・ザ・スノー」など、子どもと一緒に夢中になれるアクティビティが多数。

北海道グルメ

つどーむ会場でも北海道グルメを楽しめる飲食店が多数出店します。テーブルや椅子が用意されるので、寒さや疲労を感じたら小休止にも最適。ドーム内には大きなすべり台など一般的な遊具が充実しているので、目のとどく範囲で子どもを遊ばせながらゆっくり食事をとるのもおすすめです。

北海道グルメ

所要時間やおすすめポイントは?

週末は混み合うので、平日をねらうのがベスト。所要時間は混雑状況にもよりますが、スライダーも楽しみたい場合は、おおよそ3時間程度は見込んでおいたほうがよさそうです。

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