令和の今こそクセになる!
濃厚'70~'80年代「大映ドラマ」5選

2020.10.26.mon

70年代から80年代にかけて一時代を築いた「大映ドラマ」。人気の秘密は、毎回起こる大事件、ライバルのいじめ、禁断の恋など、思わず突っ込みを入れたくなるほど熱く、劇的な展開です。伝説の歌姫・山口百恵はじめ、堀ちえみ、小泉今日子、いとうまい子、伊藤かずえらアイドル女優たちの初々しい演技と彼女たちを支えるベテラン陣の役者魂は大きなみどころ。逆境にめげず、自分の道を探していくヒロインたちの輝きと「一度見たらハマる」「大げさなセリフが響く」濃密な大映ドラマの世界をご紹介します!

人はそれをスキャンダルという

人はそれをスキャンダルという
  • 出演:山口百恵、永島敏行、夏夕介、三國連太郎 ほか
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裕福な家庭で育った小野寺信子(山口百恵)は父の急死後、異母姉妹(亜湖)がいることを知り、遺産を要求されて衝撃を受けます。若い弁護士俊樹(夏夕介)と恋に落ちた信子は、未婚の母となって苦しい日々を送ることに。信子のおさななじみ隆一(永島敏行)は彼女を思い、励まします。事故で亡くなった俊樹の父(三國連太郎)と母(加藤春子)は、信子の子・建を引き取りたいと強く言いますが、建が重い病に侵されて…。名優・三國連太郎は、クセのある父親を演じて貫禄たっぷり。都会的な夏夕介と素朴な永島敏行。対照的なふたりの男のキャスティングも絶妙です。原作はフランスのノーベル賞作家ロマン・ローランの「魅せられたる魂」。大映ドラマのスタイルを作ったと言われる「赤いシリーズ」で女優として飛躍した百恵が、大林宣彦、恩地日出夫ら大物監督の演出により、波乱の人生を歩む女性を熱演。当時、二十歳とは思えないおとなっぽい魅力に注目です。

不良少女とよばれて

不良少女とよばれて
  • 出演:いとうまい子、国広富之 ほか
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「あなたさえ生まれてこなければ」という母親の言葉に傷つき、非行に走った曽我笙子(いとうまい子)は、不良集団のリーダーとして悪名をとどろかせる日々。しかし、中等少年院に入った笙子は若き雅楽の名手である青年哲也(国広富之)と舞楽の素晴らしさに出会ったことで立ち直ろうとします。殴り込み、脱走、少年院の謎の「白百合会」、敵対する真琴(伊藤かずえ)の出生の秘密、仲間の死、恐ろしい陰謀とドラマは急展開。可愛らしいイメージのいとうまい子がくるくるパーマヘアにいかついメイクで「相模悪竜会曽我笙子!」と凄みをきかせ、更生して心優しい娘に戻ったかと思えば、またまたくるくるヘアに戻ってカムバック!? このギャップに目が釘付けです。原作は舞楽界で活躍した原笙子さんの実録。大映ドラマを代表する二枚目・松村雄基が不良組織「東京流星会」の会長、山田邦子が不良たちの先輩格、現在リポーターとして知られる阿部祐二が少年院の若手教師役で出演しています。

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