脚本家 倉本聰と放送作家 小山薫堂がそれぞれ訪れたい場所に赴き、その土地の風土や文化、歴史など感じたことから妄想を膨らませ、シナリオを紡ぎます。
今回の旅先は京都。倉本さんにとっては、脚本を手掛けたテレビドラマの舞台であり、幼少期を過ごした思い出の地。また、薫堂さんは京都を「人生の学校」と謳っていて深く京文化に入り込みながら、ご自身の感性に磨きをかけている土地でもあります。
そんな京都の街を一泊二日のふたり旅。今回の旅も川からはじまります。川のふもとで待つ倉本さん。そこに薫堂さんは京都ならではの乗り物でお迎えに。
まず最初に倉本さんと薫堂さんが向かった先は、東山 南禅寺界隈に位置する「名勝 對龍山荘」。普段は絶対に立ち入れない特別な場所には明治時代から脈々と受け継がれてきた風景が広がっていました。
今回の旅では、京都の伝統を大切にはぐくむ人たち、そしてその伝統を新しく変えようとする人たちとの出会いがたくさんありました。あと薫堂さんからのちょっとしたサプライズも。
そんなふたり旅からオリジナルの妄想ストーリーが誕生します。倉本さんこだわりの雰囲気の中、今回はどんな物語が生まれるのか、お楽しみに。
1935年東京都生まれ。麻布高校卒、東京大学文学部美学科卒。脚本家。劇作家。富良野市在住。
1984年より『富良野塾』を主宰し、俳優や脚本家を養成。主な作品に「前略おふくろ様」、「北の国から」シリーズ、「やすらぎの郷」など。
1964年熊本県生まれ。放送作家。脚本家。
「料理の鉄人」など斬新なテレビ番組を数多く企画。脚本を担当した映画「おくりびと」第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもある。
1987年ドラマ「北の国から'87初恋」のヒロイン役で芸能界デビュー。
その後、昼ドラ「真珠夫人」でヒロイン瑠璃子役を好演、「SMAP×SMAP」では数々のコントで共演話題となる。
近年は、テレビ朝日系 帯ドラマ劇場『やすらぎの刻〜道』、MBS/TBS 「SEDAI WARS」など。テレビ朝日系 ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」が、2021年1月7日(木)よる8時~放送予定。
京都老舗 綿布商「永楽屋」の協力のもと、倉本聰さんが富良野の森で描いた点描画のオリジナル手ぬぐいを製作。
番組放送を記念して20名様にプレゼントいたします。手ぬぐい製作の様子は、ぜひ番組をご覧ください。
応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
当選のご連絡は発送をもってかえさせていただきます。
倉本聰×小山薫堂 妄想ふたり旅
〜京都編〜再放送
2021年12月30日(木)
18:00~19:00
地上デジタル10ch
地上デジタル12ch
地上デジタル111ch
地上デジタル11ch
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配信期間:
2020年12月31日(木)17:00 ~
2021年1月31日(日)まで
一度は南禅寺界隈に広がる別荘群に入ってみたかったという倉本さん。今回は特別に非公開の「名勝 對龍山荘」へ。建物内から望む絶景に感銘を受けるふたり。そして伝統を受け継ぐその想いにも触れました。
「京数奇屋名邸十撰」にも選ばれる名建築から成る、南禅寺界隈別荘の一つ。非公開。明治29~32年(1896~1899)にかけて伊集院兼常の別荘として造営。その後、市田弥一郎が譲り受け、明治34~38年(1901~1905)に改修が行われ、現在の景観の基礎が完成。広大な敷地には、池や流れ、滝石組の他に、芝生広場が設けられた。自然豊かな風景の中に数寄屋造りの建物が佇む、美しい和の空間は貴重な文化財として注目を集め、国の名勝にも指定。