「秋季神奈川県大会(神奈川県高校野球秋季県大会)」とは、夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)を終えて3年生が引退した後の1・2年生が主体となった新しいチームで行われる最初の公式戦です。
この秋季神奈川県大会の優勝校は「秋季地区大会」(東京除く関東エリアの大会)への出場権を獲得し、春に行われる「選抜高等学校野球大会」、通称”春のセンバツ”における出場校選考にも影響を与えます。
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この記事では、今後の高校野球の戦況にも影響を与える注目の「秋季神奈川県大会」について、以下のポイントを詳しく解説します。
目次
今年も総勢81校が県大会に出場し、頂点を目指します。
秋季神奈川県大会出場校の一覧は、下記のとおりです。
日大藤沢 | 鶴見大附 | 横浜翠陵 | 相模原 | 大和 |
横須賀総合 | 厚木西 | 湘南 | 磯子工 | 横浜隼人 |
東海大相模 | 金沢 | 旭 | 白山 | 相模原弥栄 |
横浜清陵 | 追浜 | 秦原曽屋・二宮 | 上鶴間 | 横浜立野 |
法政二 | 横浜商業 | 戸塚 | 生田 | 川崎工科 |
厚木 | 横浜商大 | 住吉 | 鶴見 | 桐蔭学園 |
星槎国際湘南 | 横浜 | 立花学園 | 麻布大附 | 向上 |
橘学苑 | 鶴嶺 | 藤沢清流 | 厚木北 | 藤嶺藤沢 |
平塚学園 | 慶應義塾 | 藤沢西 | 舞岡 | 湘南工大附 |
多摩 | 光明相模原 | 有馬 | 橘 | 伊志田 |
川崎北 | 桐光学園 | 総合科学 | 山手学院 | 横浜南陵 |
横浜桜陽 | 武相 | 松陽 | 金沢総合 | 座間総合 |
三浦学苑 | 横浜創学館 | 旭丘 | 上溝南 | 市ケ尾 |
中大横浜 | 藤沢翔陵 | 慶応藤沢 | 津久井浜 | 足柄 |
川和 | 相洋 | アレセイア湘南 | 高浜 | 鎌倉学園 |
横須賀学院 | 日大 | 綾瀬 | 横浜栄 | 湘南学院 |
麻溝台 |
中でも注目高校は、東海大相模、横浜、慶應義塾です。
東海大相模は年間を通じて強豪として知られており、145キロ右腕・塚本投手のほか、安定感抜群の髙橋投手、身長190センチ超の大型左腕・藤田投手など圧倒的な投手力を誇ります。
また、横浜は旧チームからベンチ入りをしている選手が多く、1年生の秋から正捕手となっている椎木選手や、同じく1年からスタメン入りし、夏の神奈川大会ではデビュー戦で3安打2盗塁を決めた阿部外野手らの活躍が期待されます。
そしてやはり、107年ぶり2回目となる夏の甲子園優勝を飾った慶應義塾には、秋季大会でも注目が集まります。
県大会の歴代優勝校には、数々の名門校が名を連ねています。
過去の秋季神奈川県大会の結果は、下記のとおりです。
年 | 優勝校 | 準優勝校 |
---|---|---|
2022 | 横浜 | 慶應義塾 |
2021 | 東海大相模 | 向上 |
2020 | 東海大相模 | 鎌倉学園 |
2019 | 東海大相模 | 桐光学園 |
2018 | 横浜 | 桐蔭学園 |
2017 | 東海大相模 | 慶應義塾 |
2016 | 慶應義塾 | 横浜 |
2015 | 横浜 | 桐光学園 |
2014 | 平塚学園 | 桐光学園 |
2013 | 横浜 | 日大 |
2012 | 東海大相模 | 横浜隼人 |
2011 | 横浜 | 東海大相模 |
2010 | 横浜 | 東海大相模 |
2009 | 東海大相模 | 桐蔭学園 |
2008 | 慶應義塾 | 日大藤沢 |
2007 | 横浜 | 慶應義塾 |
2006 | 桐光学園 | 日大藤沢 |
2005 | 横浜 | 東海大相模 |
2004 | 東海大相模 | 慶應義塾 |
2003 | 横浜創学館 | 藤嶺藤沢 |
2002 | 横浜 | 桐蔭学園 |
2001 | 平塚学園 | 桐蔭学園 |
2000 | 桐光学園 | 藤嶺藤沢 |
1999 | 東海大相模 | 桐蔭学園 |
1998 | 横浜 | 慶應義塾 |
1997 | 横浜 | 日大藤沢 |
1996 | 横浜商業 | 東海大相模 |
1995 | 東海大相模 | 横浜 |
1994 | 桐蔭学園 | 東海大相模 |
1993 | 横浜 | 桐蔭学園 |
1992 | 横浜 | 法政二 |
1991 | 横浜 | 東海大相模 |
1990 | 横浜商業 | 横浜商大 |
1989 | 横浜商業 | 日大藤沢 |
2019年から2021年の3年間は東海大相模が連続優勝し、昨年2022年には横浜が優勝。そして今年の夏大会で見事甲子園優勝を果たした慶應義塾も数度にわたり優勝・準優勝を手にしています。
このように、県大会成績でみると東海大相模、横浜、慶應義塾の活躍が目立ち、その威力は全国規模にも及びますが、上記3校以外にも実力校が揃っているのが激戦区と呼ばれる神奈川県大会の魅力です。
今年の夏大会でベスト8に入り、本大会でシード権を獲得している横浜商業、横浜創学館、相洋、桐光学園、日大藤沢をはじめ、夏の甲子園への出場回数で神奈川勢4位を誇る法政二など、各校の力がぶつかり合う瞬間は見逃せません。
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