北海道・東北
○○に注目するとより一層楽しめる!
お祭りや花火大会をいつもより面白く、そして興味深く観られるようになるオススメの注目ポイントをご紹介。
放送日:8月5日(土) 19:10〜20:30 生中継 ※再放送あり
過去イベントの様子
日本三大七夕まつりのひとつ「仙台七夕まつり」の前夜祭として開催される「仙台七夕花火祭」。その打ち上げ会場は仙台駅から2キロほど、住宅街もある仙台市の中心部。全国的にも珍しい都市の中心部で打ち上げられる花火のため、ひとつひとつの花火は小振りな4号玉(開いたあとの直径120メートル前後)だが、街の景観と相まって迫力満点。都市部ならではの魅力がいっぱいだ!360度全方位から鑑賞することができる仙台の夏を代表する花火。
この花火大会の花火師は、仙台市唯一の花火会社「芳賀火工」が担当している。芳賀火工は全国の花火大会で数々の受賞歴があるほか、2000年シドニーオリンピックの閉会式の世界五大陸花火・アジア代表を努めた花火会社でもあるのだ。伊達政宗の時代から砲術師として伊達藩に仕え、現在も伝統花火から最新の花火までてがける国内外で信頼の厚い会社が手がける花火は見逃せない!
記事作成:オマツリジャパン
放送日:7/30(土)17:30〜20:00 生中継 ※後日ダイジェスト放送あり
過去イベントの様子
写真提供/夏まつり仙台すずめ踊り実行委員会
慶長八年(1603年)、仙台城の新築移転を祝う宴席で石工たちが披露した踊りが始まりと云われている。踊る姿が餌をついばむ雀のようで、伊達家の家紋が「竹に雀」だったため『すずめ踊り』と命名された。「夏まつり仙台すずめ踊り」は発祥400年を記念し2003年に始まった比較的新しい祭りだが、地域や会社ごとに祭連(まづら)と呼ばれる団体が例年60団体も参加するなど、仙台の祭りとして知名度を上げている注目の祭りなのだ!
見どころは宮城野通り約200メートルをいっぱいに使った「大流し」。53団体、約2000人の踊り手が共通のお囃子にアレンジを加えながら、趣向を凝らした衣装と振り付けで踊りを披露してゆく。また特設会場ステージや、ステージに見立てた路上を使って披露される演舞ではより自由度が高くなるので、祭連ごとの特徴が際立つステージに! そして夜のフィナーレでは祭連と観客が一緒になって踊る「総踊り」で会場は大盛り上がり。個性豊かな団体、演舞の違いに注目しながら観て欲しい。
記事作成:オマツリジャパン
放送日:8/13(日) 19:20〜21:30 生中継
十勝毎日新聞社の主催による勝毎花火大会は、同紙の創刊10年にあたる1929(昭和4)年8月に第1回大会が行われた伝統の花火大会。当時の世界的な金融恐慌下、人々が不安に暮らす中、創業者で初代社長の林豊洲の「地域に明るさを取り戻したい」という願いから、北海道で最初の花火大会として始まった。時代の移り変わりと共に大会は進化を遂げ、最先端のコンピューター制御技術を駆使した音楽と花火、レーザー光線を連動させる「デジタルリンク」を全国に先駆けて本格展開。今では、全国に約4,600ある花火大会のトップクラスに名を連ねるまでに成長している。
照明や映像を交えた演出に加え、会場の地形を最大限に生かしたワイドな打ち上げ、そしてフィナーレは代名詞となっている「錦冠(にしきかむろ)」が夜空を金色に染め上げる。美しさ、華やかさ、はかなさといった花火本来の魅力を余すことなく表現する国内最高峰花火ショーを今年も楽しもう!
今年の勝毎花火大会のテーマは「焔心(エンジン)~ココロ動かす、火をハナツ。」。コロナ禍を経て再始動の今年、その一方で、ロシアによるウクライナ侵攻や物価急騰による不安定な情勢、完全には拭い切れない感染症への不安…。そんな今だからこそ、十勝の暮らしや経済、人々の心を動かす存在でありたい!そんな想いが込められたテーマを掲げ、いざ!
いつもの祭り、花火も少し見方を変えると、新しい発見があったり、歴史や伝統にも思いを馳せることができ興味深く感じられるのではないだろうか?今年の夏はケーブルテレビJ:COMで祭り、花火を楽しもう!
2023年7月28日(金)更新