近畿
○○に注目するとより一層楽しめる!
いよいよ祭り、花火の季節夏が到来。いつもより面白く、そして興味深く観られるようになるオススメの注目ポイントをご紹介。
放送終了しました
写真提供:高槻まつり振興会
昭和45年から始まった高槻市民のための祭り「高槻まつり」は、毎年2日間で約15万人が訪れる地元密着型の盛大な祭りだ!パレードでは、地元オリジナル曲「高槻音頭」や「高槻ウェーブ」に合わせた踊り、各種音楽隊やちびっこみこしが高槻市役所付近の道路を歩行者天国にして練り歩く。特設ステージの設けられたメイン会場の桃園小学校の校庭では、出店のほかに、高槻太鼓、民謡、盆踊りが行われるなどイベントが目白押しの2日間。
高槻ウェーブとは「老若男女が一緒になって踊れるように」と社団法人高槻青年会議所の方が考えた踊りが始まり。高槻まつりに限らず、高槻市内で開催される様々なイベントで1年を通して踊られる地元で愛されているダンスなのである。どこか懐かしい曲調に船出に喩えた鼓舞するような歌詞が耳に残り、「絶対帰ってくるんやで」の口上は、故郷を離れた人の心を揺さぶってくる。高槻まつりでは老若男女約2000人がパレード形式で高槻市役所周辺を踊る。世代を超えて踊り継がれる姿に注目だ。
記事作成:オマツリジャパン
放送日:10月15日(日)18:45〜22:45 生中継
「枚岡神社秋郷祭」は、大阪府と奈良県の県境・生駒山の麓に位置する枚岡神社で毎年秋に2日間にわたって開催されるお祭り。明治4年(1871年)に官幣大社に列せられた同神社は、神武天皇即位3年前の創祀と伝えられる日本最古の神社のひとつとして、地域の厚い信仰を集めてきた。「枚岡神社秋郷祭」はこの枚岡神社において、五穀豊穣を感謝して、布団太鼓台が勇壮に宮入奉納される、大阪府下でも最大規模の秋祭りとして知られている。
太鼓台とは神社の祭礼において練り出される山車(だし)の一種で、東大阪では布団太鼓台が有名。「枚岡神社秋郷祭」では、地元9地区から大、中、小合わせて23台の布団太鼓台が宮入する。真紅の布団のようなものを積み上げた布団太鼓台が太鼓を打ち鳴らし、太鼓の音に合わせ大勢の担ぎ手の掛け声とともに担ぎ上げ練り歩く参道は大いににぎわうのだ。
祭りの最中は、「チョーサ」という、この祭り独特の掛け声が辺りに鳴り響き、神社を訪れた大勢の人たちとともに、その熱気を分かち合う。19時からは祭りのクライマックスと言われる「中担」と称して集まった布団太鼓台が境内を練り歩き、さらなる盛り上がりに。山の麓にあって自然に恵まれた枚岡神社の長い参道と境内が、祭りの両日は人で埋まり熱気に満ちた空間へと変貌する!
いつもの祭り、花火も少し見方を変えると、新しい発見があったり、歴史や伝統にも思いを馳せることができ興味深く感じられるのではないだろうか?今年の夏はケーブルテレビJ:COMで祭り、花火を楽しもう!
2023年9月29日(金)更新