関東
○○に注目するとより一層楽しめる!
お祭りや花火大会を、いつもより面白く、そして興味深く観られるようになるオススメの注目ポイントをご紹介。
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過去イベントの様子
写真提供/神奈川新聞社
横浜港を舞台に開催されるみなとみらいスマートフェスティバル。最大の見どころはラストの花火「スカイシンフォニーinヨコハマpresented by コロワイド」だ。打ち上げ発数は2万発で、発数ランキングで全国トップテンに入る規模。通常1~2時間をかけて打ち上げる量の花火を、みなとみらいスマートフェスティバルでは25分間で打ち上げるという贅沢さ。単純計算で1秒あたり13発!花火大会のフィナーレ級の花火が終始連続する首都圏でもっとも密度の濃い花火だ。(オマツリジャパン調べ)
みなとみらいスマートフェスティバルは「音」の演出にも注目だ。特に花火とのシンクロはぜひ意識しながら観て欲しい。旬のJ-POPから懐かしの曲など、様々な音楽にあわせて打ち上げられる花火。曲調や盛り上がり方にあわせてタイミングよく変わる花火の“色”や“形(複数の花火の組み合わせ方や、ハートや顔などの型)”に注目して欲しい。テレビで見る時はぜひ部屋の明かりを落とし、音と花火がシンクロすることで作られた“世界観”に没入して鑑賞してもらいたい。
記事作成:オマツリジャパン
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遊行の盆は、例年神奈川県 藤沢駅前と遊行寺で開催されている盆踊り。“遊行寺で開催”というところがマニア垂涎のポイントだ。遊行寺は一遍上人が開祖である“時宗”の総本山。この時宗は、盆踊りの起源とされる「踊り念仏(拍子にあわせ踊りながら念仏を唱えること)」を全国に広めた宗派と言われている。全国の盆踊りのルーツと関連深い時宗総本山“遊行寺”境内で繰り広げられる盆踊りを観ると、踊りの裏側にある歴史をも感じられ、感慨深い。
盆踊りといえば、やぐらを中心に輪になって踊る様子を想像する方が多いと思うが、「盆」の行事として踊られる盆踊りは日本中に様々な形で伝承されている。なかでも有名な3つは日本三大盆踊りと呼ばれ、阿波踊り(徳島県)、西馬音内盆踊り(秋田県)、郡上踊り(岐阜県)があげられる。パフォーマンス性の高いものから神秘的なものまで、各踊りのスタイルの違いにぜひ注目して観て欲しい。そして何より、日本三大盆踊りが揃うイベント自体、全国でも非常に稀なのだが、それが“遊行寺”に集結するというのは他になく見逃せない。
盆踊りゆかりの地に日本三大盆踊りが集結と聞くと、歴史ある祭りのように思えるが、実は2006年に街おこしの一環で始まった比較的新しい祭りだ。新しい祭りを作って行く過程で、ご当地の盆踊りとして誕生したのが「湘南藤沢 遊行おどり」である。メインの踊りは「遊行ばやし」と呼ばれ、例年多くの市民が参加するパレード「遊行ばやしコンテスト」が催されている。盆踊りの歴史や文化の背景を活かしながらも、新たな試みで次の世代につないでいく。「藤沢宿 遊行の盆」は盆踊りの魅力が凝縮した祭りだ。
記事作成:オマツリジャパン
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過去イベントの様子
写真提供/公益社団法人 相模原市観光協会
かつて宿場町、行楽地として栄えた相模原市「水郷田名」地区の復興を願い始まった花火だが、今では神奈川県屈指の打ち上げ数約1万発を誇る人気の花火大会に。クレーン車で吊り上げて打ち上げるナイアガラ花火や、スターマインなど大掛かりな演出が見どころだ。
神奈川県でも指折りの打ち上げ発数を誇る相模原花火大会だが、ぜひ注目したいのは「メッセージ花火」企画だ。家族、友人への感謝、お祝いはもちろんだが、ついつい待ち構えてしまうのがプロポーズ。会場の歓声もひと際大きくなる。丁寧に打ち上げられる花火とメッセージを聴いていると、地域の人の顔や暮らしが想像され、急に親近感が湧いてくる。ほっこりとした気持ちで胸がいっぱいになると、その後に打ち上げられるスターマインが一層輝いて見えてしまう。この緩急ある演出が相模原納涼花火大会の愛すべきところだ。
記事作成:オマツリジャパン
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かつて宿場町、行楽地として栄えた相模原市「水郷田名」地区の復興を願い始まった花火だが、今では神奈川県屈指の打ち上げ数約1万発を誇る人気の花火大会に。クレーン車で吊り上げて打ち上げるナイアガラ花火や、スターマインなど大掛かりな演出が見どころだ。
打ち上げ数は例年3,000発以上。見どころは夜空いっぱいに花咲く巨大なスターマインの連発! さらに結婚、還暦、長寿などを祝う「お祝い花火」もすっかりおなじみの企画となった。また、子供たちが大喜びするキャラクターの花火も「金沢まつり花火大会」の見どころのひとつだ。
第1回金沢まつりは1975年8月に野島公園で開催され、今年で49回目を迎える。区民手作りの花火大会として40年以上の歴史があり、海上から打ち上げられる花火を広範囲から楽しめる花火大会として人気を集めている。秋の「いきいきフェスタ」とあわせて金沢区の一大イベントに成長した「金沢まつり花火大会」、2019年の観覧者数は約25万人。毎年最後に打ち上げられる、特大級スターマインが大人気!
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過去イベントの様子
提供:神奈川大和阿波おどり振興協会
街中一帯が“踊り”と“熱気”で溢れかえる独特の雰囲気が阿波踊りの魅力。東京 高円寺で開催されるものが有名だが、関東で大規模に開催されるものは「関東三大阿波踊り」と呼ばれる。そのうちのひとつ、神奈川県大和市で開催される「神奈川大和阿波おどり」には例年50近い団体が参加。会場となるのは駅前を中心にした10か所の通りや商店街だ。駅前のメイン通りをも交通規制して開催するというのだから驚きである。しかしこの取り組みがあるからこそ、街中至る所でお囃子や掛け声が聞こえるという独特の一体感が醸し出される。普段の景色と様変わりし祭り一色に染まる街並みにも注目してみたい。
阿波踊りといえば、“チャンカチャンカ”というお囃子にあわせて、手を上げ、前後に振る踊りをイメージが強いが、実は連と呼ばれる“チーム”ごとに特徴が様々だ。お囃子の“楽器”の編成の違いによって印象が大きく変わり、迫力の男踊り、しなやかな女踊り、衣装や提灯といった小道具の違い等など連によって個性は様々。同じ連であっても、隊列を組み移動しながら踊る“流し踊り”と、ステージ等で行う“組み踊り”とで魅せ方が変わってくる。お気に入りの演舞を探しながら観てみると、一層阿波踊りが面白くなる。
記事作成:オマツリジャパン
放送日:10月15日(日)17:30〜19:00 生中継
かつてペリーが来航した開国の地、神奈川県横須賀市で開催される花火大会。例年の打上発数は5,000発だが、今年は三浦半島最大級の10,000発に倍増!さらに「令和5年(第46回)隅田川花火大会」の花火コンクールでも優勝した、国内屈指の人気煙火店・株式会社マルゴーがプロデュースし手がけることでも話題を呼んでいる。大迫力の尺玉花火も用意されており、観客に感動を与える華やかな花火大会になりそう。打ち上げ場所は「横須賀市うみかぜ公園沖合」の海上で、周りに遮るものがないためビューポイントがとても豊富なことも特長で、神奈川県内でも有数の花火大会として知られている。
古くから軍港都市として栄えた横須賀。「浦賀へのペリー率いる黒船来航」150周年という歴史の節目を記念して、2003年に「よこすか開国祭」が開催され、「よこすか開国花火大会」はそのフィナーレを飾るイベントとしてスタート。花火観賞会場のひとつである三笠公園には、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊旗艦として戦った戦艦・三笠が保存・公開されていることでも有名。例年「よこすか開国花火大会」と同日に開催されている米海軍横須賀基地開放イベントである「ヨコスカフレンドシップデー」は入場に事前申請が必要だが、ステーキやピザなど本場アメリカの食も味わえるほか、基地内からの花火見物も出来るとあって毎年人気を集めている。
いつもの祭り、花火も少し見方を変えると、新しい発見があったり、歴史や伝統にも思いを馳せることができ興味深く感じられるのではないだろうか?今年の夏はケーブルテレビJ:COMで祭り、花火を楽しもう!
2023年9月29日(金)更新