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大阪ブルテオン
アントワーヌ・
ブリザールの
オリンピック
金メダリストのトス
を見よ!
東京五輪、パリ五輪で連覇を果たしたフランス代表の司令塔がSVリーグにやってくる。
身長196cmの長身セッターで、セットアップの位置はネットの白帯のはるか上。
ネットをダイレクトで越えそうなサーブレシーブになっても、ブリザールは持ち前の高さと技術で難なくカバーし、
レシーバーに心の余裕を与えることができる。
また、セッターが高い位置でセットアップすると、相手ブロッカーは顎をあげて見上げる形となり、
素早い反応が難しくなり、さらに、高い位置からトスを上げるほど、
スパイカーが打つまでの時間が短くなるため、相手ブロッカーは追いつけなくなる。
高さを活かしたブロックや強力なジャンプサーブも大きな武器で、自ら得点を奪えるセッター。
大阪ブルテオンには西田有志や富田将馬、山内晶大、エバデダン・ラリーなど
日本代表のスパイカー陣が揃っているが、彼らとブリザールがどんなコンビネーションを見せるのか注目だ。
text by 米虫 紀子 (Noriko Yonemushi)

