

サントリーサンバーズ大阪
高橋 藍の
レシーブからの
突撃スパイク
を見よ!
2021年に日本男子バレー史上最年少の19歳で東京五輪に出場し、
24年パリ五輪でも活躍した日本代表のアウトサイドヒッター。
日体大在学中からイタリア・セリエAで3シーズンプレーし、昨季サントリーに加入すると、
SVリーグ優勝に大きく貢献した。
リベロ顔負けの守備力と、イタリアで磨いた高い攻撃力を兼ね備える。
守備をしてから攻撃に入ることをまったく苦にせず、むしろサーブレシーブやディグで体勢を崩された時ほど、
「ここで自分が決める!」と闘志を燃やすタイプ。
サーブレシーブの際に膝をついたり、コートエンドの外までボールを追ってつなぐなど、
通常なら攻撃参加が難しく、相手が「藍の攻撃はないな」と判断するようなシチュエーションでも、
高速で起き上がり、「トスくれ!」と目の色を変えてトップスピードで助走に入り、
豪快に決める“突撃スパイク”は必見。
スパイクを打つと見せかけてトスを上げる“フェイクセット”や、
後ろ向きにスパイクを打つ“背面スパイク”など多彩な技にも注目だ。
text by 米虫 紀子 (Noriko Yonemushi)