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ヴィクトリーナ姫路
福留 慧美の
ディグの
吸引力を見よ!
昨季はイタリア・セリエAの強豪・ミラノで初めて海外でのシーズンを過ごした。
そこではイタリア代表のオポジットで、現在世界最高のスパイカーとも言われるパオラ・エゴヌと
チームメイトだった。
毎日の練習でエゴヌの高さとパワーのある強烈なスパイクを受け続けたことで、世界トップレベルのスパイクの
スピードと高さに目と体が慣れ、もともと武器だったディグがさらに磨かれた。
素早い動きでスパイクコースに入り、体に当てたボールはしっかりとコート内に上げる。
強烈なスパイクが向かってきても、まるでその威力を吸収するかのように受け止め、次々にディグを上げてしまうため、ミラノの応援団には“ダイソン”というニックネームをつけられたほど。
今季はヴィクトリーナ姫路に移籍。その吸引力のすごさを、日本のコートで披露する。
text by 米虫 紀子 (Noriko Yonemushi)

