
リーグワンに仲間が加わります。リーグワンは3月17日に理事会を開き、AZ-COM丸和MOMOTARO‘Sの、2026-27シーズンからの参入を承認したと発表しました。チームはディビジョン3からスタートします。
AZ-COM丸和の親会社は、物流事業大手の丸和運輸機関です。ラグビー部は2013年に創部されました。翌14年に、関東社会人リーグ(3部)からスタートし、1年目で全勝優勝、入れ替え戦勝利で2部昇格を果たしました。
その後、トップイーストリーグAグループを2連覇し、全国社会人トーナメント大会で初優勝。<過去3年の競技実績を確認(但し、直近の成績を重視)>の参入要件をパスしました。
現在、チームには15年W杯イングランド大会&21年東京オリンピック日本代表のフルバック藤田慶和選手、15年W杯イングランド大会日本代表のフッカー木津武士選手、日本代表4キャップのプロップ東恩納寛太選手らが在籍しています。
リーグワンの東海林一専務理事は「ラグビーを社業として定めてきて、地域活動を積極的にやってきている。リーグワンの価値向上に大きな貢献をしていだけると期待している」と説明しました。
以下、リーグワン参入決定を受けての丸和運輸機関の和佐見勝会長のコメントです。
<リーグワン参入は、チームが更なる高みを目指す新たな挑戦であり、大きな節目でもあります。AZ-COM丸和MOMOTARO’Sは、株式会社丸和運輸機関がチームの母体です。丸和運輸機関という社名に「機関」という言葉を使ったのは、業界の中心、心臓部、No.1になりたいという創業者としての思いを込めて命名いたしました。この思いはラグビー活動においても同じです。いずれはリーグワンでNo.1になることを目指します。日本ラグビーの最高峰で試合ができることは選手たちには最高の喜びであり運営会社としても光栄なことです。しかしこの新たなステージでは、これまで以上に厳しい戦いを覚悟しております。それでも私たちはAZ-COM丸和グループ一丸となってこの挑戦に全力を尽くしてまいります>(2026年3月17日付け、チームリリース)
リーグワンへの新規参入は、当初の予定で今年1月末に発表される見込みでした。だが、ホストエリアやホストスタジアムの最終確認及び調整に時間を要したため、1カ月半ズレ込みました。
AZ-COM丸和のホストエリアは千葉県成田市、ホストスタジアムは同市の重兵衛スポーツフィールド中台。
練習場の東京大学丸和柏FUSIONフィールドは、その名の通り東大の柏キャンパス内にあるため、柏市をホストエリアとすることを希望していました。
今シーズン開幕前、細谷直ゼネラルマネジャー(GM)兼監督は「練習場(東京大学丸和柏FUSIONフィールド)の防球ネットを越えてボールが外に出た際、目の前に見えるのが柏の葉(柏の葉公園総合競技場)なんです。“ここで、できたらいいな”という思いがあります」と口にしていましたが、その願いは叶いませんでした。
なぜでしょう。柏市ならびに柏の葉は、現在ディビジョン2に所属するNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)のホストエリア&ホストスタジアムと重複するためです。リーグワン規定により、同じホストエリア&ホストスタジアムとするには、当該会員(GR東葛)の承認が必要となります。
ちなみに成田市はディビジョン1クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S船橋・東京ベイ)のホストエリアの一つですが、こちらは承認を得られました。
練習場は、和佐見会長の寄附により、総工費約20億円をかけ、22年9月に開場しました。天然芝と人工芝のグラウンド2面、半屋外の練習場やクラブハウスを完備し、その広さ約5万2000平方メートルを誇ります。
<フィールドが丸ごと計測機器となる研究設備があり、研究テーマはラグビー選手のための最先端の「フィジカル・メンタル強化システムの構築」。この共同研究など、多くの研究を重ね、スポーツ科学の知見を蓄積。丸和運輸機関ラグビー部は、共同研究のベースとなる、選手の身体能力、動作解析、戦略戦術などについて、各種データを提供し、その成果をアスリートのみならず、高齢者や障がい者の分野に応用し、一般社会の課題解決に貢献する>(2024年3月配布、AZ-COM丸和報道資料)
フィールドが丸ごと計測機器とは、興味深い表現です。細谷GM兼監督は、ここで蓄えた各種データを有効活用し、アカデミー指導に充てたいと考えています。
「ラグビーに限らず、子どもたちが広いグラウンドで身体を動かし、運動能力を高める場にしたい。最終的にラグビーを選ぶ子がいればうれしいが、野球やサッカーに行ってもいい。子どもたちがゴールデンエイジの時期に、いい指導を受けられるアカデミーをつくっていきたい」
新規参入チームの挑戦が始まります。
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